心の中の余計なものを削ぎ落として心を無にして演奏すること




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一昨日は長崎市内のライブバー「デメダックスープ」でTeTeのワンマンライブ2ステージでした。

お店に入ってすぐ感じたのが西中洲のおとぼけコースケの雰囲気に似ているという感覚だったのですが、デメさんのお店はコースケさんのお店が少し新しくなって、ちょっと広いスペースがあるという感じでした。

TeTeはおとぼけコースケでマンスリーライブをしていたので、デメさんのお店にもすぐに馴染みました。初めてお邪魔したお店だけど何だか懐かしい感じでしたね。



午後8時過ぎに1stステージが始まりましたが、ぽんきちのいつものアコースティック用アンプBingo2からお店のPAを通して音が広がった瞬間に「めっちゃ音がいい!!」と思いました。

ちょっと驚いたんですけど、福岡でもこんなに音の良いお店はなかなか無いなってくらい良かったですねぇ。ここでライブしたアコースティックのミュージシャンは癖になるんじゃないかな?とにかく音がピュアなんです。



心地良い音響の中で45分の1stステージを終えると、目の前の女性が泣いていたのです。ライブでお客さんが感動して泣くなんてことは滅多にありません。

休憩中にそのお客さんとお話したところ、柔らかいタッチの歌とギターに感激したみたいでしたが、お客さんの心に響くライブってなかなか狙ってできないものでして(・・;)

心に届けようとしても届かないし、それじゃあ届けないようにすればいいのかというと、それでは尚更届かないわけで、どうすれば届けられるのか?と申しますと、これがぽんきちにもよくわからんのです(^_^;)



お客さんの涙を見て長崎まで遠征して来て本当に良かったなぁとつくづく思ったんですが、ぽんきちは今回のライブの二日前に音楽仲間のPAの音吉さんが急逝した知らせを受けたばかりで、通夜の翌日がライブでした。

正直、どんな気持ちでライブに臨めばいいのかわからなくて、長崎に向かう車の中でもずっと複雑な思いでした。

博多からたまに他県に遠征ライブをすると「恥ずかしいライブは絶対できない!」と、まるで自分たちが博多を代表するユニットの如く勝手に考えてしまいがちで、これまでもそういう気持ちで遠征することが多かったのです。

しかし、今回は直前に仲間の訃報を受けたばかりだったのでそんなことも考えるゆとりがなかったと言うか・・・そもそも長崎で我々を待つお客さんにしてみればそんな緒事情は関係ないわけで、とにかくお客さんが満足できるかどうかわからないけれど、いつも通りのライブができればいいくらいに考えていました。



いざ演奏が始まるとぽんきちの脳裏に音吉さんの面影がよぎるんですね・・・何て言うんだろう、余計なことを考えるなとか、無理に音吉さんの面影を消そうとするわけではなくて、とにかく「音吉さん、俺今日もギターを弾いてるよ・・・」とだけ思いながら演奏しました。

すると、すっと面影が消えて演奏に集中できたと言うか、とにかくなっちゃんの歌声と自分のギターの音色に集中して、なるべく心を無にして演奏していました。

お店の音響の素晴らしさに感激しながら、カウンターのお客さんが雑談していても心を惑わされることなく、無心に近い状況で演奏できたような気がします。

結果的にそれが良かったのか、初めて我々の音楽を聴く長崎のお客さんたちにも喜んでもらえたライブになったようです。



アウェイでのライブは一般的には難しいものなんですが、デメさんのお店が馴染み深いおとぼけコースケの雰囲気に似ていたことと、TeTeはホテルのラウンジバーでたまに45分2ステージのライブをやっていることも良かったのかもしれません。

デメダックスープでのライブは「おとぼけコースケでホテルのラウンジバーの演奏をしている」という感覚でした。アウェイなんだけどアウェイじゃないみたいなライブだったのです。

そして、温かいお客さんたちにも助けられたような気がします。休憩の後、2ndステージではアンコールも頂いて、ライブ終了後には美味しいおにぎりの差し入れも頂きました。



今回のライブで感じたのは、心の中の余計なものを削ぎ落として心を無にして演奏することの大切さです。

遠征ライブという特別なシチュエーションだとか、大切な仲間の死だとか、いろんなことが心の中に混在していたとしても、ライブの中で相方の歌声を聴きながらギターを弾いている瞬間は無心でいたいと思いました。

誰かの心に届けたいというのも自分の勝手な欲求でしょうし、遠征ライブで博多を代表しているなどという意気込みも自分の思い上がりに過ぎません。

何も考えなくていいんだ。デメさんのお店の音響のように自分の心もピュアであればいいんだと、ただそれだけでいいじゃないかと思いました。

お客さんが感動してくれたならば、それは何も考えるゆとりもなく、ただピュアな音響の中で無心な自分たちを表現できたからなんだろうと思います。



これからも今回のようなライブができるのかはわかりませんが、練習などの日々の精進に加えるものがあるとするならば、演奏中の心の中では音楽には何も要らないということ。

無心に近づくほど結果的にお客さんたちに何かが伝わるのかもしれないなと今のぽんきちは感じています。











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posted by ぽんきち at 2016/03/21 14:09 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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