人を好きになることは狂気の沙汰である




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赤の他人に愛情を抱くようになる。

毎日毎日その人のことばかりを考えてしまう。

愛情と呼ぶ前には恋に落ちるという状態になるのでしょうが、昔から「恋の病は治らない」という言葉があります。

昔の人はたいしたものだと思うのですが、まさにこの状態は病気です。

恋は心の病気です。



そのまま、心の病気が治らないままでずっと相手と同じ時を過ごす・・・場合によっては結婚して家庭を築くまでになりますが、相手がたまたま良い人だったらとても上手くいくのでしょうね。

もし相手に問題があれば将来のトラブルに発展します。

自分自身のことはさて置いて言えばそうなります。

永遠に誓ったはずの愛がこの世の中からどれほど崩れ去っているか・・・その現実を考えればそれはよくわかります。



ぽんきちは結婚歴がありますが、彼女と結婚する決心をした時に周囲のすべての人たちから反対されました。

両親、友人たち、信頼している職場の上司・・・人生の大きな選択にあたり自分の人生において大切なポジションに位置する人たちに相談したのですが、ことごとく反対されたのです。

それは将来のトラブルに発展する可能性を秘めた相手だったからです。

当時のぽんきちは頭ではそれは理解できても感情では受け入れられませんでした。

なぜならば彼女が大好きだったから。

それでも信じたいと思っていたからです。

彼女のいない人生など考えられないと思っていたからです。

それが恋というものだと思うのです。

恋は盲目と言いますが、まったくその通りなのです。



実家に帰り、両親に相談した時に当然ながら反対されました。

しかし、両親は最終的には結婚を許してくれましたが、父親からはっきり言われました。

「お前が結婚すると決めたならば俺が何と言おうとお前は結婚するんだろう?ならば結婚しなさい。」

「ただ、お前は必ず離婚するよ。」

父にはぽんきちの未来がはっきり見えていたのです。

自分の息子が将来不幸になることをわかっていました。

それでも両親はぽんきちの結婚を許し、彼女を嫁として受け入れ、とても可愛がってくれました。



その5年後にぽんきちは離婚しました。

両親をはじめ周囲の人たちが言っていた通りにぽんきちの人生はなったのです。

これから結婚を考えている読者がいるならば、ぽんきちの経験から申しますと、何らかの不安要素がある火種を抱えたままで結婚するのは危険だということです。

しばらくは幸せな日々が続きますが、その幸せな日々の見えないところでその火種は少しずつ大きくなってしまう可能性があるからです。

気が付いた時には手の施しようがない状態になっていることがあるのです。



ぽんきちが両親に離婚するかもしれないと話した時に、父は「お前はみんなの前で彼女と永遠の愛を誓ったんじゃなかったのか?」と言いました。

そして、彼女が可哀想だとも言いました。

ぽんきちは何も言い返せませんでした。

その後、離婚することが決定的になったのですが、経済的に困窮したぽんきちに救いの手を差し伸べたのも父でした。

「俺の言った通りになったな。ぽんきち、お前は今回はいい経験をしたよ。高い授業料だったがいい社会勉強をしたじゃないか。」と言って笑っていました。

もうね、父親の懐の深さというか人生観の大きさにぽんきちは圧倒されました。

息子が将来不幸になるとわかっていながらその結婚を許し、その通りになると惜しみなく経済的な援助をし、しばらくは彼女の悲しみに思いを馳せ、ずっと彼女のことを心配していたのです。

それ以来、ぽんきちにとって父はこの世の誰よりも尊敬する存在になりました。



あの時、周囲の人たちの適切なアドバイスを受け入れていたらぽんきちは不幸にはならなかったのかもしれません。

最初に話したように、自分のことはさて置いての話ですから、喧嘩両成敗というようにぽんきち自身にも問題があったはずです。

知らない間に大きくなってしまった火種を抱えきれなくなった自分の未熟さゆえの失敗でした。

そして、今でも思うのは、周囲の人たちがどんなに客観的に正しいアドバイスを与えたとしても、当事者にはわからないということです。

わかっていたら離婚率は激減するのでしょうけれど、人を好きになるということはそういうことなのだと思います。



人を好きになるということは狂気の沙汰です。

その狂気に身を任せようとしている人に何を言おうと無駄なのです。

例え不幸になるとわかっていても、「おめでとう。幸せになってね。」と言うしかないのです。

かつてのぽんきちの大切な人たちがそうであったように。



不幸になる人と繋がるのも縁ですし、幸せになる人と繋がるのも縁です。

幸せになれたらそれでいいですし、もし不幸になって帰って来たら温かく迎えてあげればいい。

人間的に一回り大きく成長したその人とまた一緒に人生の一部を共有できたらいいと思います。








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posted by ぽんきち at 2015/09/13 11:02 | Comment(0) | 愛について | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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