東日本大震災復興チャリティーライブのステージで歌うKAWAMURA BANDの河村社長・・・彼のステージを地べたにしゃがんで見つめる二人の女の子があまりにも可愛くて、ぽんきちは思わず彼女たちを撮影していました。
ぽんきちの音楽仲間たちが大変な思いをしてチャリティーライブを企画・運営し、そのライブに賛同した河村社長がソロで出演してくれた時の写真です。
ぽんきちも演奏することで協力しましたが、音楽にはいろんな目的を持って演奏することもあるし、目的などなく音楽を愛しているという理由だけで演奏することもあります。
それぞれのステージで自由に音楽を奏でる・・・それでいいと思っています。
そして、その音楽を聴く人たちも自由に聴く・・・自由に感じるままその空間を楽しむのがいいですよね(^-^)
ぽんきちはずっと以前に、なぜ人は歌うのだろう?なぜ自分はギターを弾いているのだろう?と考えてみたことがあります。
その時は、自分の心にあるがままをブログに綴りました。
↓
語るように歌うこと
あの時、感じていたことは今もほとんど変わっていないような気がしますねぇ・・・もしかしたらこれからも変わらないんじゃないかな?って思います。
ただ、自分たちが意図しない出来事が、不思議な力が作用する瞬間が音楽にはあるということも知ることができました。
あれはぽんきちが最初のユニットで活動していた時のことです。
大丸パサージュ広場の特設ステージで我々は定期的に演奏していました。
ある日、ステージを終えて楽器を片付けていると、相方が初老の女性と話していました。
ステージ前に並べられた椅子に座って我々のライブを観ていた女性のようでしたが、やがて話し終えた相方が驚いた顔でぽんきちの元に駆け寄り、その女性から語られた内容をぽんきちに教えてくれました。
「あのね、ぽんちゃん、あのお婆ちゃん明日死ぬつもりだったんだって」
ぽんきちは思わず「え!?」と驚きましたが、相方の話によるとその女性はたまたま通りかかったステージで我々が演奏していたと。
当時は洋楽カバーのユニットだったのですが、その女性は椅子に座り相方の歌を聴いていたところ、なぜだか死ぬ気が失せてしまったと言うのです。
「英語の歌詞だから意味などわからない。でも、あなたたちがあまりにも一生懸命演奏しているものだから・・・私、もう一度頑張ってみることにしたわ・・・」
そう言ってその女性は去っていったそうです。
ぽんきちはちょっと笑いました。相方の少し興奮した嬉しそうな顔・・・まるで奇跡としか思えない偶然の出来事・・・ぽんきちは予期せぬ出来事に驚きながらも「そうか、良かったなぁ。」と言って相方と一緒に笑いました。
こんなことは滅多にあることではないのですが、精力的に活動していたからこそ出会えた奇跡だと思いますし、無我夢中で前を見つめていた自分たちに神様がご褒美をくれたんだろうと思います。
音楽で表現する人たちはたくさんいて、プロもアマチュアも、生活を賭けている人も、趣味として楽しむ人も、いろんな人生の巡り合わせで音楽を楽しんでいる。
自分たちがここに存在しているという理由だけで歌ってもいい・・・それだけでギターを弾いてもいい。
ぽんきちがそう思えるのはそんな出来事があったからです(^-^)
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