多数のコミュニティーの中に身を置いていないと不安な子供だった


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子供の頃のぽんきちは何となく流されて生きることにあまり疑問を持たない子供でした。親からの縛りを素直に受け入れ、なるべく良い子でいることが正しいことだと思っていました。

特に野球に興味があるわけでもないのに地域で急速に流行してきた少年野球チームに入るような子供だったんです。クラスのほとんどの子供たちが入っているからという理由だけでした。

そろばんを勉強したいわけでもないのにそろばん塾に親に進められるがままに入ったり、大人たちが決めた地域のコミュニティーのルールに素直に従う子供でした。



自分で考えて自分で決めることがしんどいというか、とりあえず数の多いコミュニティーの中に身を置こうとしたり、本当は不本意であっても他者に決められて道を進むことに甘んじていようとする子供だったような気がします。

戦後、国民の半数以上が自営業者だった時代から高度経済成長期以降の急速なサラリーマン化する社会に変遷する過程で生まれ育ったぽんきち世代は、そんな子供時代を送った人たちは多いのでは?と思います。

なるべく高学歴で大きな会社に就職することが人生の成功者だと信じて疑わない大人たちに育てられ、サラリーマンとしての適性を磨くという目的を持ったかの如く集団主義的な学校教育を受けてきました。

我々は思考停止になりやすい環境で子供の頃から生きてきたのでは?と個人的には思っています。戦後、敗戦国としてズタボロになったこの国を、国全体で経済を立て直し、国民全体が豊かになるためにはそれも必要だったのかもしれません。



そんな子供だったぽんきちが初めて心から夢中になるものを見つけ、一生懸命に取り組んだのがギターでした。特に高校の友達とバンドを組もうという話が決まってからは別人のように行動的になりました。

高校2年の夏休みの補習をすべてサボり(担任の先生には夏休み中は大阪の兄のところに行くからと嘘をついた)バキュームカーの助手のアルバイト(田舎では時給が一番高いアルバイトだった)を1ヶ月間続けてエレキギターとアンプとエフェクターを買いました。真夏のバキュームカーの仕事はめっちゃキツかったんですが1ヶ月で10万円稼ぎました。

その年の秋の文化祭でバンド演奏したいという、ただその目の前にある夢を叶えたいという目標のために、電話帳で調べた環境衛生会社を突撃訪問してアルバイトとして雇って欲しいと社長に直談判までする少年になっていました。



そんなぽんきちの激変ぶりに両親はとても驚いていましたが、父親は自分で働いて欲しいものを手に入れようとするぽんきちの行動を褒めてくれました。夏休みに補習が10日間あることをぽんきちが黙っていたからですね・・・サボるつもりだと正直に話していたら激怒されていたと思います( ̄∇ ̄;)

ギターという心から夢中になれるものに出会わなかったら、ぽんきちはずっと思考停止のまま流されて生きる若者のままだっただろうと思います。本当は好きでもなく興味のないことなのに、何となく安心できるところに身を置くことで生きる選択をすることを疑問にも思わない人間になっていたはずです。

とは言うものの、その後ミュージシャンの夢はあっけなく挫折してがむしゃらに勉強して公務員となり、完全にレールに敷かれた道を25年以上歩むことになるわけですが(^_^;)



ぽんきちはこの国では思考停止のまま生きていても全然大丈夫というか、とりあえず人並みな老後を迎えられるんだなと思っています。少なくとも今の高齢者までは大丈夫だと。

実は社会のいろんな面で既得権益者たちからは搾取されて生きているんでしょうけれど、とりあえず人並みな老後が迎えられてしまう現状では「別にいいじゃないか、どうせ我々には何も変えられないわけだから。」とどこかで俯瞰しながら生きていたりします。

そして、幸運にも夢中になれることに出会えて、シャイだった少年が自分が心からやりたいことに向かって行動を起こしてささやかな夢を叶えたとしても、そこにも完全な自由は無かったりします。

ぽんきちの場合はバンドだったんですが、バンドって社会の縮図みたいな集団だったりします。自分が本当にやりたい音楽が意外にできなかったりしますし、音楽性の違いやスキル的な個人差から来る不満やバンド内の恋愛で歪みが生じたり・・・とにかく普段仕事で我慢しているのに好きな趣味の世界でもこんなに我慢するなんて、バカバカしくてやってられるかーっ!!(゚Д゚;)

ってなったりもします。



結局、この世の中で生きている限り、我慢して仕事や趣味のコミュニティーに属していても、好きなことを追求しようとしてコミュニティーに属していても、誰かと関わって生きている限り完全な自由など無いのです。

かと言って、人間は一人では生きていけない生き物ですから、それでも誰かと関わりながら生きていくしかないのです。

むしろ、搾取されているかもしれないけれど、レールに敷かれた人生を送る方が楽だったりもします。完全歩合給で生きるよりも、固定給が保証された生き方を選ぶことにはそれなりの根拠があるはずです。

すべて自分で決断し、営業、事務、生産、品質向上、集客、サービス提供などのすべてをやらなければならない生き方は、自分の親から受けた教育や学校教育ではとても対応できるものではありません。



病んでまでも組織に依存したり過労死という本末転倒な状況に陥るのは、それなりの根拠があるからだと思います。それを誰が責められるだろうか?とも思います。

しかしながら、最終的に自分の心と体を守れるのは、自分自身なんだということは間違いないだろうと思います。

自分で決断して生きる力があるならば、あとは前進するのみですから、過去にどんな教育を受けようともリスクを背負って自分で考えて行動することは、少しだけ今よりも自由に近づける唯一の方法なのかもしれないって気がしています。







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posted by ぽんきち at 2019/08/24 01:59 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする