すべての音符には意味がある〜「ぽんきちさんはなぜそんなにアレンジができるんですか?」と質問されたのでブログに書いてみた




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先日、フリーライブで弾き語りした後で参加者から「ぽんきちさんはなぜそんなにアレンジができるんですか?」と質問されました。

アレンジってアレンジャーが10人いたらおそらく10通りのアレンジになります。ですから、ある曲をアレンジする場合にぽんきちと全く同じアレンジをするギタリストはおそらくいないはずです。

ですから、これからお話する内容はあくまでも「ぽんきちの場合はこういう考え方でアレンジしています」というお話です。

カバーの場合、アレンジする段階では歌詞と歌メロとコードはすでにあります。まず歌メロをしっかり覚えることから始めてぽんきちはギター伴奏のアレンジをしますが、その際にコードを変えることがよくあります。

コードは基本的にトライアド(ルート、3度、5度)と7th(7度)のコードトーンで構成されていますが、テンションコードだと6度や9度などの音も入っています。ぽんきちは必要に応じてテンションノートを入れたり分数コードに変えたりする場合があります。



実際にアレンジする時はぽんきちの頭の中では歌メロが流れているのですが、オリジナルのコード進行を意識しながら自分が心地よく感じるコードに変えていきます。その時に歌メロとぶつからない音を選んだり、わざと歌メロとユニゾンしたりする音を選んだりしています。

大切なのはひとつひとつの音符には意味があるということなんです。そして同時にそれぞれの音符には流れもあります。ひとつひとつの音符は繋がっていてその流れに意味があるのです。

ですから、そのコードに7th(7度)の音を入れたり入れなかったりするのは、入れる意味があったり、入れない意味があるからです。その意味がわからないままアレンジすると何となく違和感のあるコードの響きになったりコード進行になったりします。

ぽんきちに質問した方は「もっと7thの音を入れたらいいんじゃないの?」と誰かにアドバイスされていると話していましたが、それぞれの音符の流れを考えて7thのコードが効果的であるならば入れた方がいいと思います。闇雲に7thコードを使うのはお勧めしません。


一般的にコードは7thやテンションノートを入れるとアダルトな響きになりますよね?分数コードも緊張感のある響きになりますが、ぽんきちはアレンジする時にオリジナル曲のベースラインをよく聴くようにしています。オリジナルを参考にしながら自分なりのベースラインにアレンジするのですが、その結果分数コードになったりすることもあります。

ベースラインのアレンジ=リズムを決める作業でもあるので、ベースラインはその曲のリズムを決める大切な要素になります。

テンションノートはどんな雰囲気のアレンジにするかで使ったり使わなかったりですが、それも音符の意味を考えながら決めます。ここで9th(9度)の音を入れると音符の流れが面白いと感じたら使うという感じです。



使うコードが決まったら歌の合いの手になるオブリガードや間奏のギターソロなどもアレンジします。3度でハモるフレーズのオブリガードにしたり、オクターブ奏法を使ったソロにしたり、曲によって様々ですが、ギターのメロディーラインを作る時もその音符の意味を考えます。

アコギ一本だけなのでぽんきちはなるべくベース音を入れながらギターソロを弾くようにしています。そのためコードを分解しながらフレーズを組み立てるので、コードトーン(ルート、3度、5度、7度)を使ったり、モードスケールの特徴的な音を使うことが多いような気がします。

初心者ギタリストの場合、ギターソロを考える時は「トライアドで始まりトライアドで終わるフレーズでひとくくり」として作るととりあえず失敗しないと思います。ルート、3度、5度ならば少なくとも始まりと終わりは音を外す心配がないからです。



モードスケールの説明になると長くなるので詳しくはここでは省きますが、例えばキーがCでCM7→Am7→Dm7→G7のコード進行の場合、Dm7のモードはドリアンスケールになるので、ドリアンの特徴的な音である6度(B)を入れたりします。同じくG7のモードはミクソリディアンスケールになるので、ミクソリディアンの特徴的な音である短7度(F)を入れたりという具合です。

これはバンド演奏でのギターソロのアドリブでも言えることです。アドリブソロでスケールを行ったり来たり当てずっぽうで弾いていたりすると全然面白くないギターソロになりがちです。ですから、やはり音符の意味を考えながらフレーズを組み立てると音楽的なアドリブソロになるので、楽器も歌もアドリブは音符の意味をわかった上でするのがいいだろうと思います。

ぽんきちはいきなり即興でアドリブを求められるとペンタ一発で誤魔化す癖があるので、瞬時に音符の意味を理解する癖をつけないといけませんね(・・;)



ここまで書いてくると、結局のところ音楽理論を理解しないとアレンジはできないのか?という疑問が出てくると思います。

ぽんきちの個人的な意見ですが、音楽理論がわからなくてもアレンジはできます。そのためにはコピーをしまくるのです。カッコいいフレーズや好きな曲があったらとにかく完コピーをして弾けるようになることを延々と何曲も繰り返します。

気が付くと自分の中にたくさんの引き出しができていて、アレンジのアイデアが自然に出てくるようになります。

アレンジして音数が多いと感じるならば意味がない音符を入れてしまっているし、音数が少なくてちょっと物足りないと感じるならば意味のある音符が足らない可能性があります。

自分の中にたくさん引き出しを作ることでそんなアレンジセンスも磨かれていきます。



音楽理論は後付けでも構いません。とにかくたくさんコピーすることをお勧めします。アレンジができるギタリストになるためにはこれが一番手っ取り早いです(^-^)










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posted by ぽんきち at 2017/04/27 22:48 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする