アコースティック・デュオで成功するための3大要素について(長文なので時間がある時にお読みください)




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アコースティック・デュオで活動を始めて10年になるぽんきちですが、今回はアコースティック・デュオで成功するための3大要素について書きたいと思います。

その前に、ぽんきちの周りには同じくアコースティック・デュオで活動しているミュージシャンがたくさんいますが、今回はあくまでもぽんきちの個人的な意見です。

これからアコースティック・デュオで活動したいと考えている読者はそれを前提にお読みください。



結論から申しますと、アコースティック・デュオで成功するためには「ヴォーカル、選曲、アレンジ」の3大要素が必須とぽんきちは考えています。

この3大要素のどれか一つでも欠けるとユニットとして成功するのは難しくなります。

ここで述べている成功とは何ぞや?という話なんですが、ぽんきちはユニットで活動を始めた当初からプロとしてメジャーデビューなどの夢は持っていませんでした。毎月どこかのライブバーでライブができたらいいなぁと。そのためにはファンになってくれるお客さんを獲得しないと毎月ライブを続けるのは難しいだろうと考えていました。

ですから、ここで述べている成功とは一定のファンが獲得できて、継続的にライブが続けられる音楽活動の実現を意味しています。



【ヴォーカルについて】

まずヴォーカルですが、基本的に人並み以上には上手く歌えることが最低条件だと思います。ピッチが合っていないとかリズム感が悪いとなると厳しいです。

ルックスがいいに越したことはありませんが、それよりも人柄が感じられるライブができるヴォーカリストがいいですね。愛されキャラのヴォーカリストだとお客さんが受ける印象もいいようです。

そして、これは誰もが求める要素なんですが歌の表現力があるということです。これは上手さと言い換えることもできるかもしれませんが、人並み以上に上手くてもお客さんの心を掴めるライブができるとは限りません。

実はぽんきちは表現力についてはどうしても外せない要素とは思っていないと言っては語弊があるのですが、これが一番とは考えていません。これについてはテーマが反れますのでまた別の機会にブログに書くかもしれません。



とにもかくにもアコースティック・デュオの場合はヴォーカルがあまりにも大きな要素になるのですが、ぽんきちは伴奏者なので特にそれを感じています。

誤解を怖れずに言うならば、アコースティック・デュオはヴォーカルで8割方が決まってしまうと思っています。かと言って選曲やアレンジが重要ではないかと言うとそんなことはありません。それはこれから書いていきます。

ヴォーカルが魅力的なユニットは高い確率で成功できます。



【選曲について】

次に選曲ですが、基本的にぽんきちはカバー中心のユニットばかりで活動してきました。ですからオリジナル曲で活動しているミュージシャンたちがどういう風に選曲しているのかわからないのです。

とりあえずできた作品はすべてライブで演奏しているのか、それともたくさんあるオリジナル曲の中から厳選しているのか、よくわからないのです。

それで、今回はカバー曲を選ぶ場合で書きますが、自分たちが好きな曲を選ぶのは当然として、選ぶ際にライブに来てくれるお客さんのことも考えて選ぶといいですね。

自分たちがどんなユニットを目指しているのか?お客さんが満足できるライブはどんな曲が演奏されるライブなのか?を考えます。



例えば、洋楽と邦楽の両方をカバーするユニットで活動するとします。ぽんきちだったら洋楽は誰もが知っているスタンダードなナンバーを中心に選びます。そして、邦楽はスタンダードだけではなくちょっとマニアックな隠れた名曲も選ぶと思います。

なぜかと申しますと、洋楽で一般的に知られていない曲をカバーしてもお客さんにとっては親しみが湧かないと思うのです。歌詞の内容もわからないし、長く愛され続けている洋楽のスタンダードにはそれなりの理由があると思っています。

一時的にある時期に売れたとかコアなファンには支持されていたという曲を洋楽で表現しても、それは自己満足で終わるリスクがあるのではないかと。

それならば洋楽はスタンダード中心にするのが無難だろうと考えています。勿論、あまり知られていない曲でも自分たちがとても気に入っているならばリスクがあっても選ぶのはアリだと思います。



一方、邦楽をカバーする場合はスタンダードの他にマニアックなナンバーがあってもいいと思います。歌詞の内容がお客さんにもわかりますし、何も紹介せずに演奏すればそのユニットのオリジナル曲なのかな?と勝手に思うお客さんもいるでしょう。

アコースティックの場合はヴォーカルの歌う歌詞の内容がお客さんにちゃんと聞き取れる環境のライブが多いので、曲のメロディーだけでなく歌詞の魅力に惹きつけられる場合もあると思うのです。

だから、ぽんきちは邦楽では隠れた名曲もカバーして活動をしているのです。カルメン・マキさんとか大貫妙子さんなどの隠れた名曲をレイぽんで演奏しているのはそういう理由からです。

そして、TeTeではほとんどスタンダード中心のナンバーを演奏しているのも同じく上記の理由からです。



洋楽の場合は歌詞の内容がわからないので、ある種の伝わりにくさがあります。よく普段洋楽を歌っているヴォーカリストがたまたま邦楽を歌ってみたら断然そっちの方がいいじゃないか!ということがあります。それだけ日本語の歌詞というものには伝わりやすさという強味があるのです。

ぽんきちは洋楽ユニットのTeTeで初めて日本語の歌詞でなっちゃんに歌ってもらったのは松田聖子さんの「瑠璃色の地球」でした。本当は洋楽ユニットというTeTeのコンセプトは壊したくなかったのでさが、おとぼけコースケでマンスリーライブをしていた時にコースケさんが「お前たち、邦楽カバーもやりなさい!」とあまりにもうるさく言うので、いつもお世話になっているコースケさんのためにカバーしたのです。

すると、意外にTeTeでカバーした「瑠璃色の地球」が周囲の人たちから評判が良かったのです。それで、我々もこの曲を度々ライブで演奏するようになりました。この時にぽんきちは日本語の歌詞の持つ力というものを認識したのです。今ではコースケさんに感謝しています。



【アレンジについて】

最後にアレンジについてですが、アコースティック・デュオは数多く存在していますが、伴奏者のアレンジというものは意外に大きな要素になります。

どんなに魅力的なヴォーカルが歌っていてもそこで演奏される伴奏のアレンジが面白くないとユニットそのものの魅力も半減してしまいます。

アコースティック・デュオに関してはアレンジの出来については凝ったアレンジならばいいというわけではなくて、そのユニットの個性を引き立てるものであればいいと思います。

例えば、ロックテイストのあるユニットならば伴奏者であるギタリストはすべてストロークでシンプルに表現するのもアリですよね。



ぽんきちはレイぽんもTeTeも基本的にポップス中心のナンバーをカバーするユニットで活動しているので、アルペジオを中心としたアレンジが多いのです。もし誰かとロックなユニットを結成したらストローク中心のアレンジでも活動してみたいですね。

要するに表現している音楽に相応しいアレンジであればいいと思います。気を付けないといけないのは伴奏者であるミュージシャンがめっちゃテクニシャンだったりすると、どうしても音数が多いアレンジをしがちなんです。人並み以上に弾けてしまうのでテクニックを遺憾なく発揮しようとしてしまうのですが、それは歌の伴奏としてはリスクも生じます。

時にはテクニックを駆使したプレイで「お〜っ!!」とお客さんが喜ぶこともエンターテイメントとしては必要なんですが、基本的に歌が引き立つプレイに徹していればいいと思います。



逆に、そんなテクニックなど持ち合わせていませんよというミュージシャンの場合はアレンジで苦労することが多いだろうと思います。何だかありきたりな面白くないなぁというアレンジになりがちだと、エンターテイメントという意味では寂しいライブになってしまいます。

アレンジに関してぽんきちがアドバイスできることは、手っ取り早いのが音楽理論を勉強して基本的なコード進行だとかスケールの知識を身に付けることかなと。

今更ながら音楽理論の基礎的な勉強をしているぽんきちですが、いろいろ調べていると「なるほど〜、これはそういう理屈だったのか!」と思うことがよくあります。以前から自分が当たり前に弾いたりアレンジしていたことが言葉として解説できるようになるんですね。

だから今アレンジが苦手な人は音楽理論から入ってもいいと思います。ぽんきちはほとんどそういう勉強はせずにアレンジができていたので、音楽理論が必須というわけではありません。

アレンジについてはいつか詳しくブログで書くかもしれませんが、ワンポイントアドバイスとしては、ぽんきちはまずベースラインと歌メロから拾うようにしています。その後でベースラインと歌メロを意識しながら肉付けとなるコードで和音の構成を決めています。



それと、アレンジに関して最も大切なのがたくさん曲をコピーするということです。自分でカッコいいなと思った曲があったらとにかくコピーをしまくるのです。いろんな曲をコピーしているうちに自分の中の音楽ボキャブラリーが増えて、引き出しがたくさんできるようになります。

実際、ぽんきちが自分のユニットで使っているアレンジテクニックはこれまでコピーしてきた引き出しから取り出しているに過ぎません。引き出しが増えるといろんな曲のアレンジが自然にできるようになります。



【まとめ】

長くなりましたが、アコースティック・デュオで成功するための3大要素について、ぽんきちなりの意見を書いてみました。

ぽんきちは長くエレキギターで活動してきたバンドマンです。アコースティックの活動はまだ10年そこそこですが、アコースティック・デュオはバンドです。二人編成という最小人数のバンドなんです。

大人数のバンドがライブをするようにアコースティック・デュオもそのライブはエンターテイメントです。エンターテイメントとして成立するライブをするためには上記に書いた3大要素の他にも大切なことはあります。アコースティックの場合はMCで話す内容などもお客さんを引き込むという意味では重要な要素になりますが、今回はぽんきちが考える3大要素についてだけ書きました。



少し前のブログで「バンドはなぜ長続きしないのか?」をテーマに書きました。バンドって一般的には本当に長続きしないものなんです。その理由は過去ブログに書いたとおりなんですが、いろいろあってもとにかくバンドって楽しいものですよね。

これからアコースティック・デュオで活動したい方は、ヴォーカルが歌いたい曲だけ選んで、伴奏者は歌を邪魔しない演奏をするだけでいいのか?ということについて、自分たちなりに考えて始めてみるのもいいかもしれません。

大好きな音楽でもっと充実した生き方をしたい、活発な音楽活動をして人生をこれまでよりも豊かにしたい。そんな人たちにとってこのブログが参考になれば幸いです。










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posted by ぽんきち at 2016/12/17 11:57 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする