飛び込め!!




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あの本のタイトル教えて!(児童書板)まとめ〜レフ・トルストイ「とびこめ」





小学生の頃、国語の教科書に載っていた物語でぽんきちが唯一今も記憶に残っているのがレフ・トルストイの「とびこめ」です。

昭和40年代の終わり頃で小学4年生くらいだったと思いますが、帆船のマストに登って動けなくなった少年の挿絵などもぼんやりと憶えています。当時は「とびこめ」ではなく別のタイトルだったような気がしますが定かではありません。



マストの上で動けなくなった少年の父親である船長がライフルを息子に向けて「早く海に飛び込め!!」と叫ぶ時や、その後少年が勇気を振り絞って海に飛び込んだ後で大泣きする船長の心情について考える内容の授業だったと思います。

なぜ息子にライフルを向けて説得したのかとか、最後になぜ大泣きしたのかとか、そんなことを担任の先生がまだ子供だったぽんきちたちに質問していたと記憶しています。

おそらく船長のとった行動だとか心理描写だとか、当時の国語の授業としては衝撃的だったのか、ぽんきち少年は子供なりに真剣に考えたんでしょうね。だから印象に残っているんだと思います。



なぜ今40年以上前の授業のことを突然思い出したのか自分でもよくわからないのですが、マストに登って身動きできないでいる少年の姿が今の世の中に生きる我々を象徴しているかのような気持ちになったのかもしれません。

物語の少年のように「身動きできない感」が常に我々にはあるような気がしていて、このままマストの上にいるつもりはないけれど、どうにも決断できなかったり動けなかったりしているのではないかと。

一心不乱にマストに登ってはみたけれど、たどり着いた場所は足元は不安定でマストにしがみついていないと強い風で振り落とされてしまう。海に飛び込めば何とかなるんだけれどどうにも足が震えて動けない。

足元の不安定さは現状に対する不満で、はるか彼方まで広がる海は先の見えない未来のようなものです。



海に飛び込んだ少年は船員たちが救い出し一命を取り留めたというシーンで物語は終わったと記憶しています。高いマストの上から飛び込めば痛みは伴いますが、命までは失うことはありません。

自分にライフルを向けた船長は少年にとっては父親でしたが、我々にとっては誰なんでしょうか?

勇気を振り絞って海に飛び込んだ少年はその後どんな人生を歩んだのだろう?



日本の義務教育を受けた大人たちであれば誰もが一度はこの物語を読み、そして多くの人たちが忘れてしまうのでしょうね。

教育とはなんぞや?と思うぽんきちです。









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posted by ぽんきち at 2016/11/01 22:13 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする