人生のコップから水があふれる〜すべてを手に入れようとする過ちについて




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忙しさを口実にしてはいけない、言い訳してはいけないとわかっていながら、いつも準備不足のままライブを重ねる日々がずっと続いていたような気がします。

おそらく、多くのミュージシャンたちは忙しい仕事の合間に練習をしてライブもしているはずで、ぽんきちの仲間たちも毎月ライブをする活発な音楽活動をしているミュージシャンが多いのです。

好きなことだから睡眠時間を削ってでもやるのですが、それでも準備不足のライブが常態化していることにぽんきちなりのジレンマはいつも感じていました。



あれもやりたい、これもやりたいというのは忙しい仕事をしながらでは無理な場合が多いわけで、たくさんのことに手を出すわけではなく、やりたいことだけやっていても満足できる結果にするためには時間が足りなかったりもします。

何をするにも迅速で効率的にできる能力があればいいのですが、すべての人たちがそうとは限りません。ぽんきちはギタリストですが、その時の課題曲が何曲かあっても必ずスケールや運指などの基本練習を初めにやるようにしています。所謂ルーチン練習というやつなんですが、これは若い頃からの癖で基本練習を怠ると何となく気持ち悪いからです。

そのため、どうしても課題曲に移るまでに時間がかかってしまいます。毎日残業が続く日々の中でもルーチン練習をするもんですから、これは何とか工夫しないと体がもたないと考えて、ぽんきち独自の短時間で効率的にできる練習方法も考えてやっていました。



人生をコップに例えると、いつも水があふれているような状態なのです。仕事もそれなりの給料を頂いているしいい加減な働き方はしたくない。ライブもお客さんにチャージ料金を負担させている以上は手を抜きたくない。音楽以外のプライベートな時間も大切にしたい・・・いろんなことがあふれてコップから水があふれている生き方を何年も続けてきた気がします。

だんだん体が悲鳴を上げているのは自覚していても、どれもが自分に必要で失いたくないものばかりだとなかなかそんな生き方は変えられないものです。

しかし、このままではヤバいと、何かを変えないと仕事も趣味も満足にできない本末転倒な状態になってしまうと危機感を覚えるようになっていたのは否めませんでした。



ぽんきちの場合は仕事を変えることで生き方を根本的に変えることを選択しましたが、多くの人たちはなかなかそれができないのが現実です。体が悲鳴を上げていても変えられないんだと思います。

それは生活のためというのが大きいと思いますが、時には閉鎖的な集団意識による過労死レベルの働き方にまで至ることもあるのでしょう。その場合は趣味を楽しむ時間さえない状態でしょうからぽんきちの場合よりもっと深刻です。

一般的にはぽんきちと同じようなジレンマを抱えた人たちが世の中にはたくさんいるんだと思います。人生のコップから水があふれている。だけど、変化が怖くてそんなルーチンを変えられないのです。



もうひとつ気になるのが、他の人たちと同じであろうとすることです。上記のようなジレンマを抱えながらも他の多くの人たちも自分と同じようにして生きているじゃないかと。そのことに精神的な安心感を感じてしまうこともあるんだと思います。

世の中というものはそういうものなんだと、身体や精神を病むくらい忙しくしている人たちはたくさんいて、中には過労死する人もいるけれど、それよりは自分はまだマシじゃないかと思って頑張ってしまう人たちも多いと思うのです。



ぽんきちはコップから水があふれている生き方をしているなと自覚したならば、何かを手放すしかないと今は思っています。自分にとって本当に必要なことは何なのかを考え、それを優先する人生に変えるのです。

一般的にはそんなに忙しいならば趣味の時間を削ればいいじゃないかとなるのでしょうね。仕事と健康のことを考えて睡眠時間を確保する生き方をするのが当然だという意見です。

ぽんきちは音楽の時間をこれ以上減らすことはしたくありませんでした。当然、それ以外のプライベートを削ることもしたくないと。音楽に関しては以前は毎週末ライブしていたのですが、4年前に手術してからは諸事情により本数を減らしました。だから、これ以上は減らしたくなかったのです。



かと言って仕事をしないわけにはいかないので、仕事の中身を変えることにしたのです。誰もが考える将来不安に備えた貯蓄を優先する働き方を捨てたのです。

つまり、今を重視する生き方に変えました。もっとしっかり音楽的な準備ができる環境に変えることにしました。仕事の中に音楽を取り入れることで長年のジレンマを解消する生き方を目指すことにしたのです。

サポートギターにしてもギターレッスンにしても、それはすべて音楽的な意味で自分に還ってくる要素があります。そして、ライブはこれまで趣味としてやっていたことが仕事の要素も含むものになります。将来お店を出すならばレッスンスタジオを備えたライブもできるカフェにしたいという夢もあります。



自分の人生で本当に必要なものは音楽の中にあるし、むしろそこにしかないと理解したのです。だから、何もかも手に入れる生き方を諦め、今のぽんきちにとって本当に必要なものだけに人生の焦点を当てて生きることにしたのです。

今の積み重ねで未来を作っていこうと決心しました。将来不安は当然ありますが、見えない未来の不安をし過ぎて動けなくなる人生の中にいても、難治性疾患を持つぽんきちの場合は健康不安が解消できなかったからです。



それぞれの人生がありますから、何を捨てて何を拾うのかは人それぞれです。しかし、すべてを手に入れる生き方にはどこか無理が生じることも多々あるのではないでしょうか?

人生のコップから水があふれているままに生きることもその人の生き方なのかもしれません。しかし、コップから水があふれて無理をし続けている人は何かを変えようとしていないだけなのかもしれません。

何かを変えようと思うだけでは何も変わらないので、そのための行動を、そのためのわずかな一歩を踏み出すことで未来は変えられるのかもしれません。









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posted by ぽんきち at 2016/10/16 19:27 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする