
NHK連続テレビ小説「とと姉ちゃん」の放送が終わりました・・・寂しくなりますねぇ。゚(゚´Д`゚)゚。
ぽんきちは毎週土曜日の午前中にNHK-BSプレミアムでずっと観ていましたが、「あなたの暮らし」を出版し続ける編集長の花山さんと常子(とと姉ちゃん)のパートナーシップだとか、広告を一切掲載しない出版を続けた彼らのジャーナリズム精神など、仕事という観点からもこの半年間はとても興味深く視聴させて頂きました。
とにかく、どう生きるべきかとか仕事とはどうあるべきかを考えさせられるドラマでした。特にぽんきち自身が生き方や仕事で悩み続ける日々に毎週観ていたので、どういうメンタリティで仕事をすべきかを考えさせられました。
仕事に対する情熱というものはその人の生き方が色濃く反映されてしまいます。どんなに自分は一生懸命に生きていると言っても、情熱を持てない仕事をしているとそれはどこか薄ら寒いのです。
何故ならば、仕事というものはフルタイムならば時間的に人生の半分以上を占めるものであり、他者を支えたり役立つサービスを提供することで自分の人生を経済的にも支えるとても重要なものだからです。
情熱を持った人が提供するサービスと情熱を持たない人が提供するサービスではその質が違うだろうと思いますし、誰もが本当は仕事に情熱を持てる生き方をしたいはずです。
「とと姉ちゃん」では戦後を生きる庶民の暮らしを真に豊かなものにするために、トースターや洗濯機など各メーカーが製造販売している商品のテストを繰り返し、粗悪な商品に対しては容赦ない批判を載せた雑誌を出版する仕事ぶりが描かれていました。
企業からの広告を一切掲載せず、読者が雑誌を購入する売上収入だけで出版し続ける姿勢など、過去に本当にこのようなジャーナリズム精神を持った出版社が存在したのか!?と驚きを隠せませんでした。
http://merimaa88.hatenablog.com/entry/product_test-kurashinotecho昭和の「暮しの手帖」から
このような仕事ぶりは確かに面白いし、ドラマにもなり得ます。しかし、普段の我々の生き方においてはなかなかこんな仕事はできないものですよね。
昔、鈴木保奈美さんと三上博史さんが主演した「この世の果て」というドラマがありました。
https://www.youtube.com/shared?ci=n8MVMWpcsqIこの世の果て
このドラマでは主人公の鈴木保奈美さんは普段は郵便局員として働いていますが、仕事は生計を立てるためだけのものという割り切った働き方で描かれていました。
愛をテーマにしたドラマだったので彼女の仕事ぶりはどうでもよかったにしても、ぽんきちにはその描き方があまりにもつまらなさそうな働きぶりだったことが逆に印象的だったのです。
しかし、多くの人たちが恋愛には真剣にはなれても仕事は生活のためだけだからという生き方をすることはよく聞く話です。
その意味においては「この世の果て」はそれが象徴的に誇張されたドラマとして描かれていて、命懸けの恋愛とあまりにも淡白な仕事の対比が個人的にとても気になったドラマだったのです。
それに対して「とと姉ちゃん」の花山さんと常子は仕事に特別な情熱を傾けて生きる生き様が描かれていました。特に花山さんは「私は死ぬまで現役の編集者でいたいんだ!」という魂の叫びの如く、実際に病床でも編集の仕事を続けて亡くなった方として描かれていました。
少なくとも、彼らの生き方に羨望の念を抱いた視聴者はぽんきちだけではなかっただろうと思います。それほど情熱を傾けられる仕事に出会い、それを生涯の仕事として続ける生き方ができることは幸せな人生だろうと思えるからです。
ぽんきちはこれから先、どこまで音楽が仕事にできるのかはわかりません。食べるためには音楽以外の仕事もするようになる可能性は十分にあります。
ただ、生涯ギタリストでありたいという気持ちはこれからも揺るがないと思っています。
博多でd.w.pというソウルバンドで活動しているギタリストの平春さんは60代半ばの今も現役バリバリでライブしていますが、「もし自分がダメなプレイをするようになったら引導を渡して欲しい。」と後輩のコースケさんに伝えているそうなんです。
ぽんきちにとって平春さんは生涯現役ギタリストを実践している尊敬すべき先輩ですが、後輩のコースケさんとそんな約束をしている関係性は純粋に素敵だなぁと思いますし、ぽんきちにとってコースケさんも生涯現役ギタリストとしての生き方を実践している先輩の一人です。
つまりは、仕事に対する価値観は人それぞれで、良いとか悪いとかではなく、その人にとって幸せな生き方に繋がる働き方なのか?ということなんだと思います。
その仕事ぶりはドラマになってもおかしくないくらいのものであったり、ドラマになってもつまらないものであったり、それはまさに人それぞれです。
最終的には自分はどうなのか?だと思います。今の仕事を今の働き方で続けることがいいのか?将来の年金はあてにできず一生働き続けざるを得ない時代に突入しつつある現代において、自分はどうするのか?
たかがドラマだけど、されどドラマだな・・・とぽんきちはよく考えたりしています。
ギタリストぽんきちオフィシャルウェブサイト
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posted by ぽんきち at 2016/10/02 11:50
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