グッドバイからはじめよう〜過酷な運命を受け入れることについて




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https://youtu.be/FnlzOoqnn5g





もうかつてのあの人はいない・・・私の知っているあの人はいなくなってしまうのかもしれない。



ぽんきちが病気の告知を受けたのは21歳の夏だったんですが、告知された直後はもう人生が終わったと思いました。

一生治らない・・・健康だった自分には二度と戻れないという思いから、病院の長椅子に腰掛けてずっとうなだれていました。

当時はやっと病名が判って即入院が必要な状態だったので、かなり病気が進行しており、精神的にも体力的にもかなり参っていました。毎日続く原因不明の猛烈な痛みに耐えて生活していたので、これが一生続くのか!?と思うと絶望的な気持ちになってしまったのです。

入院してからは適切な対処療法を受けたので2ヶ月程で体調は回復しましたが、再発を繰り返す病気だったのでぽんきちの20代前半は入退院を繰り返す青春時代でした。



あの夏の日から30年以上が過ぎましたが、やはり主治医の言ったとおり、健康だった自分には二度と戻れませんでした。

この30年間で9回の入院生活を経験し、後半は二度の手術を受けましたが、それでも治らない。

ぽんきちの人生は基本的に平日は食事ができないため、週末に消化の良い食材を中心に金曜の夜から日曜日までは食事をしています。

何も食べないのが理想的なんですが、そういう人生を受け入れることがなかなかできず、今は週末だけ人並みな生き方ができるだけでも感謝して生きている状態です。



ぽんきちのこれまでの経験から言えるのは、もう二度と戻れない自分になったことを知った時、その過酷な運命を受け入れられないうちは何もスタートしないということです。

自分の中で否定し続けたり、自分の人生を肯定できない状態が続いている間は、人生が先に進まないのです。

自分の中で不幸自慢を延々と繰り返しているだけですし、他者や社会に対しては「こんな俺なんだから周囲から優しくしてもらうのは当然だ!」くらいの気持ちがあって、自分は庇護されるべき存在なんだと信じて疑わないのです。



しかし、現実には医療費の補助があるくらいで誰も助けてはくれないし、健常者と同じように仕事もしなければ生きていけないことに気付くのです。

自分に降りかかった運命に目をそらしていても自分が惨めになるばかりで、実際のところ何も良いことなどありませんでした。

それでも運命を受け入れられないうちはどうにもこうにも動けないんです。心が動かないから体も動かない。健常者たちの中で同じスタートラインに立ち、競争に勝ち抜く覚悟が持てる自分になれるまでに随分時間がかかりました。

実際、就職活動は困難を極めましたが、なんとか厳しい競争率を勝ち抜いて今の仕事を手に入れました。



過酷な運命はある日突然降りかかるものですが、それ故に克服するまでには時間がかかります。

我々はそんなに強くないし、現実に立ち向かう勇気を持てるまでには紆余曲折するのです。

だから、運命を受け入れるまでの時間を与えて欲しいし、その間はダメダメ人間になったり、不平不満を口にしたりして、嫌な奴になってしまうこともあります。それでも周囲の人たちは辛抱強く見守って欲しいのです。

そして、その運命を受け入れ厳しい現実に立ち向かう覚悟ができたならば、周囲の人たちには温かく見守って欲しいのです。



運命を受け入れることができた時にやっとスタートラインに立てます。それは当事者はもちろんですが、身近な周囲の人たちにとっても同じことが言える場合があると思います。

過酷な運命を受け入れることを決意し、前に向かって動き出そうとしているその人という存在を受け入れられたら、身近な周囲の人たちもやっと動き出せるんだと思います。

もうかつての自分はいない・・・これからは新しい自分として生きるんだと静かに、でも力強く決意したならば、本人も身近な周囲の人たちも共に歩き出せたらいいと思います。











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posted by ぽんきち at 2016/04/09 12:41 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする