若い頃はレールに敷かれた人生を歩むことに暗澹たる気持ちになっていた




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20代前半の頃、好きなことが仕事にできなかった場合の自分の人生を想像する度に暗澹たる気持ちになったものです。

このまま俺はサラリーマンになってレールに敷かれた人生を歩むのか・・・大金持ちになりたいわけではないけれど、生涯の収入なんて大体は想像できるし、音楽以外に特にやりたいこともない。なんてつまらない人生なんだろう・・・

そんな風に考えると、実力があろうとなかろうと好きな道を歩むことしか考えられなかったのです。

それでもアルバイトのまま年をとるのはさすがにマズいと考えていたので、夢を追いかけるのは25歳までとタイムリミットを決めていました。
 


25歳頃のぽんきちのギターのスキルは今の10分の1くらいでしたねぇ。当然ながら音楽が仕事にできるような兆候さえ見えないままタイムリミットを迎えました。

他に仕事にしたいこともなく、20代半ばのぽんきちは毎日悩んで悩んで・・・もう堂々巡りでしたね。いくら考えてもやりたいことが思いつかない(・・;)

結果的には福利厚生のしっかりした大きな組織で働くことを決心するわけですが、その志向性の落差は自分でも呆れるくらい大きなものでした(^_^;)



今50代になって再び音楽を仕事にすることを考えるようになっていますが、もしタイムスリップして25歳の自分に会えたとしたら、「なぜ簡単に夢を諦めたりするんだ!」などとは決して言わないと思います。

今でもあの頃の自分では早々に夢を諦めて正解だったと思っています。とにかくあまりにも未熟過ぎて話にならないくらいでしたから。

むしろ、このまま普通に社会人として働くことは良いことだと言うでしょうね。まずは好き嫌いは考えず組織というもので働いてみろ!社会というものを知っておけ!と言うでしょう。

そして、恋をして結婚もしろ!まずは誰かを本気で愛してみろ!と言うでしょう。



若い頃に一緒にバンドをしていた仲間たちはほとんどが音楽を止めてしまいました。それは仕事が忙しくなったり、家庭を持ち子供が生まれたり、転勤族だったり、理由は様々です。

ぽんきちはと言いますと、どんなに仕事が忙しくても、結婚して家庭を持っても、音楽活動は止めなかったのです。バンドメンバーがどうしても見つからず、3年もライブができない時期もありましたが、それでも時々スタジオに入ったりして、同時にメンバー募集も常にしていました。

だから、夢を失い悩み続ける25歳のぽんきちに会ったら、「サラリーマンでも何でもいいからとにかく働け!大丈夫、お前は絶対に音楽を止めないから!」と言うでしょう。



好きなことを仕事にするとか言う以前に、好きなことを続けられない人たちがこの世の中にはたくさんいるのです。彼らは好きなことを続けるのは簡単ではないと言います。どんな事情があったのかはわかりませんが、忙しい日々の中で情熱を失ってしまうのです。

ぽんきちが彼らとたったひとつ違ったのは何があっても音楽の情熱を失わなかったことです。

当時はまだネットが普及していなかったので、いつも楽器店にバンドメンバー募集の張り紙をしていました。バンドって長続きしないものでして、ぽんきちの場合は1年くらいで解散とかは当たり前でした。だから常にメンバーを探していないとライブができなかったのです。



そして、何よりも「音楽活動を止める」ということがぽんきちには理解できませんでした。仕事にできなかったのは仕方ないとしても、趣味として続けることまで止めることがどうしても理解できなかったのです。

音楽を止めてしまったかつての仲間たちを責めているのではありません。ぽんきちには「音楽のない人生が考えられなかった」というだけです。

音楽のない人生など価値がないと思っていました。自分から音楽を取り上げたら何もないじゃないか!!とマジで思っていたのです。



ぽんきちはその過程で何度か恋もして、結婚もしましたが、音楽がない人生など価値がないと今でも思っています。それは愛する人を支え、支えられて生きることを否定するという意味ではありません。これは別次元の話であって、そもそもぽんきちから音楽を取り上げるような人ならば、ぽんきちは最初からパートナーに選びません。

音楽から離れられないぽんきちという人間と一緒に人生を歩める人を選びます。



3年間もライブができない日々が続くこともある人生でしたから、昔は今よりもかなり緩やかな音楽人生でした。音楽に明確な夢もなく、ただ好きで好きで仕方ないからやっているという感じでした。

若い人たちの中で好きなことを仕事にしたいと考えている人はたくさんいると思います。もし、昔のぽんきちのように実力もなく仕事にできるレベルに到底ないならば、趣味として続けていけばいいと思います。

仕事もプライベートも続けていく過程で変化していきますから、仕事だったことが仕事ではなくなったり、趣味だったことが趣味ではなくなったりすることもあり得ます。

人生には転換期というものが誰にでもあるので、レールに敷かれた人生に疑問を感じたならば再考すればいいと思うのです。疑問に感じなければそのままでいいわけですし。

とにかく、生きることが大切だし、好きなことから離れない人生ならば何だってOKのような気がするのです。



もう仕事に夢は見ないと決心したぽんきちが、もう誰も愛さないと決心したぽんきちが、またどちらも自分の人生にあってもいいんじゃないかなって思えるようになったように、何かをずっと続けていれば新しい転機は訪れるはずです。

あまりにも未熟だった自分が考えていたことを、今の自分なりの実力でもう一度考えることもできると思うのです。

それはずっと続けていく先にしか訪れないものなので、せめて好きなことだけは続けていける人生であればいいと思います。









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posted by ぽんきち at 2016/03/08 21:49 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする