好きなことを仕事にしてはいけないのですか?




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アメリカでは1970年代からキャリア教育の概念が生まれ実践されていますが、我が国ではその取り組みは遅く、終身雇用制の崩壊が叫ばれるようになった2000年代になってから文部科学省や経済産業省がキャリア教育の取り組みを始めたようです。



コトバンク「キャリア教育」



ぽんきちの子供時代には無かった概念ですが、今は小学校からキャリア教育を行っているようですね。その内容については職業訓練校や専門学校という実践的な教育に偏重していた従来の教育システムを反省し、生きる意味での職業について考えるキャリア教育を体系化したものを採用しているようです。

現在、我が国が行っているキャリア教育の内容についてネットで調べたところ、仕事とは自己実現や社会貢献を通じて生活を支えるものという広義の意味で体系化しているようです。

仕事というものを考えることはライフプランニングに直結しますから、確かにキャリア教育とはそういうものなんだろうなとは思います。世のため人のためにするのが仕事なんですよというのは間違いないわけですから、キャリア教育を体系化するとそうなるんでしょうね。好きなことを仕事にするという考えはその中の一部に過ぎないのかもしれません。



小学校からキャリア教育を行うことは大切だと思います。とは言うものの、ちょっと気になるのはインターンシップなどの職業体験くらいでは子供時代にキャリア教育を受けて来なかったぽんきち世代とあまり変わらない結果になりはしないかと心配になりますねぇ(・・;)

ぽんきち世代には高校生や大学生になっても将来何がやりたいのかわからない若者はたくさんいました。それはキャリア教育を受けて来なかったせいもあるかもしれませんが、小学校からキャリア教育を受けている今の若者たちはどうなんでしょうか?やりたい仕事はあるのだろうか?

ぽんきち世代よりもはっきりとした職業観を持った若者たちは増えているのだろうか?

ぽんきちには子供がいないので学校教育との接点が無いのでよくわからないのですが、お子さんをお持ちの方々には何かしらそのあたりの変化というものは感じているのかもしれませんね。



好きなことを仕事にして来なかった大人たちがぽんきち世代とその前後の世代にはたくさんいますから、終身雇用制が崩壊した社会で逞しく生きるための職業観を身に付ける必要性からキャリア教育をするならば、ぽんきち世代とは違った価値観は必要だろうと思います。

それでも時代が変わったな〜と思うこともあって、ぽんきちが若かった頃、将来はミュージシャンになりたいなどと言おうものなら親父にめっちゃ怒られたんですね。「音楽で飯が食えるわけないだろう!福利厚生のしっかりした企業で働くことこそが幸せなんだ!」と言われてきたのがぽんきち世代なんです。

ところが今は音楽学校もたくさんあって子供たちが夢を追いかけることにも理解ある親御さんが増えているような印象もあるのです。

そういう意味では今は仕事に対する考え方も昔とは変わってきたのかな?とも思いますが、相変わらずブラック企業だとか過労死レベルのサービス残業が社会問題としてクローズアップされている現実を見ると、職業の価値観ってそんなに変わっていないのかな?とも思うし(・・;)



最近、ぽんきちは将来のためにキャリアコンサルタントの勉強も始めたのですが、これが予想以上に大変なんです。

国家資格の合格率が低いということもありますが、そもそもキャリコンとは職業選択で迷える人たちに寄り添い、悩みを傾聴し、ご本人自身も気付いていない問題点を明らかにして気付きを与えるものなんです。

ぽんきちが悩んでしまうのは、フリーランスに向かってそれに相応しいマインドを身に付けつつある自分には向いていないなぁと感じていることなんです。

フリーランスで自立できている人たちのマインドってキャリアコンサルティングを必要としないというか、迷いをクリアできている人たちだと思いますが、軸がかなりしっかりしていないとフリーランスとしてはやっていけないものだと思います。



一方、キャリコンを必要とする人たちはその対極にある人たちで軸がぶれているから誰かに相談するわけで、フリーランスを目指している最中の人間にとっては軸がぶれている人たちと積極的に関わりを持つのはなかなかキツイものだなと(^_^;)

フリーランスで自立できている人に限らず軸がしっかりある人は、カウンセリングとかキャリコンとか、カウンセラーから自分の言葉をオウム返しにされる相談手法自体にイライラするかもしれませんね。軸がぶれている人たちにとってはそのオウム返しのやりとりが気付きに繋がるきっかけとなる可能性があるわけですが、精神的にも自立できている人たちには理解できない世界かもしれません。

ぽんきちの場合は資格がなくてもこれまでのキャリアを活かしてお仕事探しの相談や支援はできますが、名刺やHPなどで公にキャリコンを名乗ることを目指すならば資格は必要になります。

いずれにしても自分がキャリアコンサルタントになることについては検討の余地があるのかもしれませんが、少なくとも自分自身の職業観や仕事が確立していないとこの仕事はできない気がします。自分が不安定なうちは他人にアドバイスすることなどできないんだなと。

自分の価値観を押し付けずに相手の意思を最大限に尊重するためには、ぽんきち自身がもっとブレない軸を持たないといけないなと感じています。



気をつけないといけないのは、将来キャリアコンサルタントになった場合、夢と現実の狭間で悩んでいる相談者に対して、それをどちらかに誘導してはいけないということです。

好きなことが仕事にできるはずがないという価値観で生きてきたキャリアコンサルタントのコンサルティングがどういうものになるのか?

好きなことが仕事にできる可能性だってあるという価値観で生きているキャリアコンサルタントのコンサルティングがどういうものになるのか?

そのどちらにも違いがあってはいけないんでしょうね。

あくまでも自分の人生を決めるのは自分自身なのです。

それ故に、好きなことを仕事にできる可能性についてもっとたくさんの人たちが考えることができるキャリア教育が体系化されると、ブラック企業で我慢して働く人たちも過労死レベルでサービス残業を強いられる人たちも少なくなっていく社会になるかもしれないと思います。



おそらく、現在のキャリア教育は社会貢献が生き甲斐や人生設計に繋がる職業観で体系化されていると思われますが、好きなことを仕事にするという価値観を軽視してしまうと、終身雇用制が崩壊しつつある現代には対応できない可能性があると危惧しています。

好きなことが社会貢献に繋がるという働き方の職業観が広がり、そんな人たちが経済活動を活発にしていく社会は、少なくとも今までよりは仕事に充実感を感じたり、質の高いサービスを提供できる人たちが多くなるでしょう。

自分が希望する仕事ではないけれど、組織のために働けば定年まで生活が保証され、その後は優雅な年金暮らしが待っている・・・だからこそ我慢できたし、好きなことを仕事にするなど戯言だと言えたのではないだろうか?

そんな生き方が過去のものとなったならば、好きなことを仕事にすることがフォーカスされる価値観は、これからの時代を生きる我々にとって自然なことかもしれないと思います。












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posted by ぽんきち at 2016/02/22 20:29 | Comment(0) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする