
これはずっと前にTVタックルで北野武氏がコメントしていた言葉なんですが、当時まだ若かったぽんきちに強い影響を与えた言葉でもあります。
長く戦争のない平和な国で生まれ育ち、人間は平等であるべきだと教育されて大人になったので、たけしさんの言葉はとても新鮮にぽんきちの心に響いたのです。
平等であるべきという考え方は、それだけ不平等なことが多いことの裏返しでもあります。
身分制度のあった時代では生まれ落ちた瞬間から不平等なわけですから、システムそのものをぶっ壊して社会をフラットにしない限りその不平等はいつまでも無くなりません。
人類の歴史は戦争と差別の歴史であることを考えると彼の主張は全くその通りで、「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」という言葉には一理あると思います。
就職にしても恋愛にしてもそこには競争原理が働いていて、仕事も恋人も戦って勝ち取るケースはよくあることです。
誰かがその仕事に就いたとき、別の誰かが選考に落ちていたり、恋人を得たとき、別の誰かが泣いていたりするものです。
だから、この世の中にある多くのことは戦って勝ち取るものであって、だからこそ切磋琢磨しなければ望むものは手に入れられないという考え方がぽんきちは若い頃から身に付いているタイプの人間です。
音楽の場合はコンテストなんかだと競争原理が存在しますが、自分らしさを表現するという意味では戦う相手は常に自分自身だったりするような気がします。
センスを磨き、技術を磨き、誰かの前で表現する時の緊張感を克服するためには、自分と向き合う心の作業がいつも要求されます。
割と他者を意識するミュージシャンは多いのかも知れませんが、良い意味での負けず嫌いはスキルアップに繋がるのでいいかも。
ぽんきちの場合は他者を意識することはほとんどありません。いつも自分と向き合っていて自分と戦っているような気がします。
それがマイペース過ぎる印象を与えてしまうのかも知れませんが、とにかく良くも悪くも他者に対して無頓着なところがあります。
ぽんきちが他者を意識する時はとても良いライブをやっているミュージシャンを観たときでしょうか?食い入るようにそのライブを観てしまいます。
そして、彼らの良いところを盗めるものならば盗みたいと思ってメンバー全員のプレイをじ〜っと観ます。
自分がイマイチのライブになることは多々ありますが大体は自分に負けている時ですね。
最初から練習不足だったり、メンタル的に自分をコントロールできなかったり、体調不良だったり、とにかく原因はいろいろありますが、特に自分の心のあり方が演奏に大きく影響しているのは間違いないです。
そういう意味ではストイックなタイプのミュージシャンに優れたプレイヤーが多いのも納得できます。彼らは常に精進しているので、自分との向き合い方も独自のものを持っているのでしょう。
そんなミュージシャンと交流を持つととても刺激になりますし、やはり盗めるものならば盗みたいと思ってしまいます。
彼らもいつも自分と戦っていて、ぽんきちよりも自分をコントロールする術を知っているんだと思います。
ストイックに自分らしい表現を追求し続けるにはやはりその根底に好きなこと、楽しいことという要素がなければできないので、仕事でも趣味でも楽しいことの中に戦って勝ち取るものの存在を見いだせたら、最高だろうなって思います。
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