7分の2の人生について





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何年か前にテレビを観ていたら、ある海外の女性作家がインタビューを受けていました。

彼女は子供の頃から空想好きでいつも物語を書いていたらしく、大人になりその作品が出版されるとたちまち人気作家になったのだとか。

彼女にしてみれば、ずっと自分の好きなことを続けていただけに過ぎず、自分が面白いと思うストーリーを書き続けてきただけなんだそうです。

それが人々に認められ、みんなが面白いと言って自分の本を読んでくれる・・・それがとても嬉しいし、自分はとても幸せな人生を歩んでいると語っていました。



ぽんきちは幸せな人生とは人それぞれだろうと思っていますが、テレビを観ていてこの女性は世界一幸せな人なんじゃないか?としみじみ思いました。

ブログを読んでいる方々にしてみれば、ぽんきちはギタリストとして自由に音楽をやっていると、好きな音楽を追求していて羨ましいと思う人もいるのかもしれませんね。

しかし、実際のぽんきちは週の5日間は音楽以外の仕事をしています。本当に好きなことは単純に考えると人生の7分の2しかしていません。

ブログでは基本的に仕事のことは書かないようにしているので、ブログから感じる印象は実際のぽんきちの人生とは違っているはずです。


生きるために選択した仕事ですから自分なりに一生懸命やってきたし、それは今も変わりません。

「こんな仕事はしたくない。こんなことは間違っていると思いませんか?これでは部下たちに示しがつかないじゃないですか?」と上司に食い下がったこともありましたが、結局は命令を受け入れ、組織の人間として仕事をしたこともありました。

そういうことは普通にあること。ぽんきちさんだけじゃないですよ。組織で働くとはそういうこと、ひいては社会とはそういうものだという意見が大半かもしれません。

そして、その女性作家は特別だと、そんな人生を送れる人はほんのわずかなんだと思う人も多いはずです。



最近は、原発だとかSTAP細胞だとか自衛権の問題だとか、いろんなことが世の中の闇を垣間見る機会を我々に与えてますし、考えさせられることが多くなりました。

真実はいったいどこにあるのだろう?と思うし、「報道ステーション」のディレクターの死因が自殺だと本当に信じている人はいったいどれほどいるのだろう?とか、みんな気になっているのに、追求しても仕方ないという雰囲気が蔓延しています。

生きるために嘘かもしれないこと、間違っているかもしれないことを受け入れる・・・我々のささやかな暮らしや人生の中には、そういうことが当たり前に存在していて、それが世間を賑わす大きな事件として取り沙汰される出来事についても、どこか諦めにも似たドライな感覚で受け入れる原因になっているような気がして仕方ないです。



もし、多くの人たちが自分に嘘をつかなくてもいい生き方を選んだら、間違っていることを生きるためにやむなく受け入れるという人生を選択しなくなったら、この世界はどうなるのだろう?

もしかしたら、我々でも少しは女性作家に似た人生に近づけないだろうか?

もっと責任のとれる仕事ができる社会が作れるようになるんじゃないかな?

自分は、本当はこういう仕事がしたいと、こういう生き方がしたいと、心の奥底では思っているけれど、それを口にしたところで仕方がないと諦めて生きている人たちが作る社会と、それとは反対の生き方をする人たちが作る社会ではきっと何かが違う。

もし、後者の人生をすべての人たちが選択して動き出したら、世の中の闇は少しずつ希望の光に消されていくような気がして仕方ないのです。



まずは生きていかなくてはいけません。それは簡単なことではないことは誰しもわかっています。

だからぽんきちは好きなことの積み重ねを続けていきたいのです。

7分の2が7分の3となり、やがて7分の4となるように、自分を偽らず好きなことで少しずつ人生が満たされるようになるために、限られた命をまっとうしたいとささやかに願っています(^-^)



posted by ぽんきち at 2014/09/13 12:35 | Comment(1) | ブログ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする